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“フリー”フォントに対する誤解
2017/01/07
僕は2017年1月現在、フリーフォント6作品を公開している。
ご丁寧に、ブログのコメント欄やTwitterで礼を言ってくれたり使用例を見せてくれたりする人もいれば、(圧倒的にこちらが多い→)音も立てずにどこかで使っていく人もいる。
後者でも別に構わないのだが、その中には、礼儀の極めてなっていない人、使用条件を読まずに使っている人…などもいる。

参考に、僕のこのブログの2016年12月の各ページの閲覧者数を公開しておく(Googleアナリティクスより)。
Screenshot_20170107-065825-2.jpg
(上の画像はクリックで拡大可)
緑枠が各フォント紹介ページ、青枠が各フォント紹介ページへリンクしているトップページ(このページのこと)、赤枠がフォントの使用条件を書いたページだ。

緑枠・青枠の閲覧数と比べると、赤枠の閲覧数が明らかに少ない(これでも使用条件を読んでくれている人は多い方なんだろうけどね)。
ま、フォント紹介ページの閲覧者数とダウンロード(使用者)数は比例しないけども…ちょっと「ん?(^_^;)」と思ってしまう。


フリーフォントって、その言葉に含まれる“フリー”という言葉が独り歩きし、悪く働いているようで、これが意味するものが、煮ようが焼こうが何をするのも自由(free)と思っている人も少なくないようだ。


僕は、「(使用条件を確認せずに、使用条件に反した使い方をしても)良いじゃん。タダなんだから」という考え方をしている人は、ポイ捨てや路上喫煙が周りに対して迷惑をかける行為であるにもかかわらず、「良いじゃん。ちょっとやるだけなら捕まらないから。それに自分は困らないしと主張する人と同じであると考えている。

ぶっちゃけ、フリーフォント作者本人がこれを言うのはどうかと思う所もあるが、僕しか言わないだろうから言うと、フリーフォントを商用利用するのに使用報告(事後でも良いから)をしないのもどうかと思うんだよね。
フリー(無料の)フォントによって、自分は利益を得るのだから、「使わせてください~」と“挨拶”するのは、大人の“礼儀”であり、当然ではないか?
使用条件に「商用OK」とあれば、黙って使って良いという考え方は、「挨拶しなきゃいけない法律なんてないから私は誰にも挨拶しない」という考えとそう変わらないのだ。


“フリー”という言葉が誤解を生んでいるだけでなく、使用者のモラルの低下もうかがえる。

まぁ…別に使用条件に反しなければ、好きなように使ってくれて良いけども、以上のようなことを考えると、モラルのない人達に対して、「あなた達は人間としてどうなの?」と思うことはあるし、僕はそういう人に対しては、良い印象は持たない。
「(作る立場でないからと)フォントを作るのが簡単なことだと思っていて、かつ無料のフォントで利益を得るのに挨拶すらできないモラルの欠けた人」は、僕はどこかで軽蔑しているかもしれない。

僕はこんなことを言っているが、フォントの使用条件のページにそこまで書くつもりはない。
「人間として当然の礼儀、モラル」と捉えているからね。
“常識”といわれることをまとめたマニュアルなんてあまりないでしょ?


――こんなことを書いてしまったけど、もちろん、ちゃんと常識があり、ルールを守ってくれる人のフォントの使用は大歓迎だ(*^^*)


以上、ィヨロシク。
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