なぜWebフォントにお金がかかるのか 2015/06/20
僕はこれまで、このブログでは契約してるモリパス(学割)で使える『TypeSquare』というWebフォントサービスを利用していた。
しかし、いまいちパッとしないフォントばかりだったし、飽きたので『デコもじ』に切り替えた。
モリパスと違い、こちらはWebフォントのみのサービスだが、月額300円(税別)でタイプラボフォントをはじめとする多くのラインナップから1つのサイト限定で3つまで選んで使うことができるのだ。(月額500円(税別)のプランだと、もっと良い条件で使えるらしいが、そこまでは必要なかったからね。)
僕は、前々からWebフォントには興味はあったものの、「なぜすでにフォント(TTFなりOTFなり)を買ってるのにWebフォントとして使うとなると別に料金がかかるのか」納得できず、モリパスで使えるものを使っていたのだ。
そこが正直なところ。
でもよくよく考えてておかしいとわかったんだよね。
フォント買ったんだから、Webでも何でも使えて当然だろ、という考えは。
そのことについてちょっと話したい。
フォントを買う、となると、ついついそれが自分の物になる、半永久的に使える、と思ってしまう。
でもフォント買ったら、使用条件の書かれた書類やReadMeファイルを読む必要がある。
読まなければ使ってはいけないし、もし読まずに著作権者が許可してない方法で使えば問題になる可能性があるよね。(ウチの学校でも学生がフリーフォントの使用条件確認せずに使ったりして、そういう問題が起きることあるみたい…。)
ここで思うのは、勘違いしちゃう人は「フォントを買う」と思っちゃいけないんだ、と。
確かに所有権はあるけど、著作権まで自分に移るわけじゃない。
だから「フォントを買う」のではなく、「フォントの使用権を買う」というのがより正しい表現なのかな、と。
そしてフォントベンダーは、「フォントの使用権を売る」ために、(非常に極端な言い方たが)やむを得ずフォントファイルごと、ユーザーに売っているのではないか。
その考え方が的確かは別として、そう考えてもらうようにしないとみんな好き勝手にフォント使うと思うんだよ。
これはフリーフォントでも同じだよね。
“フリー”だからどうしようと勝手でしょ、と思う人も多いが、実際は作者の著作物(フォント)を厚意でタダで配布しているわけだ。
それも正確には「フォントを配布」でなく、作者が決めた範囲での「使用権を配布」ね。
僕が配布してるフォントも、各フォントごとに使用条件決めてるけど、過去に何度か勝手にサーバーにアップして使ってる人を発見して(許可していないフォントね)、消してくれと頼んだことが何度かあった(^_^;)
そう考えると、使用条件から逸脱した使い方をしたいとなれば、追加料金がかかるのは仕方ないんだろうなあと。
それはWebフォントであってもそうだし、よく安いパッケージフォントにある例なら、収録フォントを動画のテロップに使って不特定多数が見られる状態にしたり、収録フォントを使ってロゴを作り、なおかつそれを商標登録・意匠登録する時なども同様に追加料金や別途契約が必要になることがある。
何でも買いきったらやりたい放題じゃ、商売は成り立たないものね(´・ω・`)
売る人はペコペコ頭を下げ、買う人が神様のような立場……でなく、互いに納得できる利益が得られる商売が理想的なのかも。
ちなみに僕は、このデコもじで使えるフォントで一番の目当てだったタイプラボフォントは全て商品版を購入して持っている。
だけどもWebフォントで使うのにデコもじでお金(=追加料金)を払う気になったのは、そんなことをじっくり考えて納得したから…ね。
あ、ちなみにデコもじはTypeSquareと違うのは、スマホ版のサイトに対応していないこと。(これは完全無料で使える『もじでぱ』も同じ。)
本当に設定できないかと試してみたが、どうにもできなかったので、このブログもスマホ版ではTypeSquareを継続して使ってる。(僕が勝手に使わなくなっただけで、使用権はモリパスの契約が切れる2017年末まで続くからね。)
TypeSquareがスマホ版にまで対応してる点は、そこはさすが大手だなと思う。
というか、ガラケーサイトと違ってCSSが普通に使える(もちろんWebフォントも設定できる)スマホサイトでWebフォントがまだ使えないというのはちょっとイタイ気もするけどね…。
まあ安いWebフォントサービスだし、贅沢言えないかな。
以上、ィヨロシク!!
《追伸》
2015年7月14日より、デコもじがついにスマホにも対応した。
これでPC版・スマホ版でフォント揃えたい人も安心だね♪ようやくだ。
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僕はこれまで、このブログでは契約してるモリパス(学割)で使える『TypeSquare』というWebフォントサービスを利用していた。
しかし、いまいちパッとしないフォントばかりだったし、飽きたので『デコもじ』に切り替えた。
モリパスと違い、こちらはWebフォントのみのサービスだが、月額300円(税別)でタイプラボフォントをはじめとする多くのラインナップから1つのサイト限定で3つまで選んで使うことができるのだ。(月額500円(税別)のプランだと、もっと良い条件で使えるらしいが、そこまでは必要なかったからね。)
僕は、前々からWebフォントには興味はあったものの、「なぜすでにフォント(TTFなりOTFなり)を買ってるのにWebフォントとして使うとなると別に料金がかかるのか」納得できず、モリパスで使えるものを使っていたのだ。
そこが正直なところ。
でもよくよく考えてておかしいとわかったんだよね。
フォント買ったんだから、Webでも何でも使えて当然だろ、という考えは。
そのことについてちょっと話したい。
フォントを買う、となると、ついついそれが自分の物になる、半永久的に使える、と思ってしまう。
でもフォント買ったら、使用条件の書かれた書類やReadMeファイルを読む必要がある。
読まなければ使ってはいけないし、もし読まずに著作権者が許可してない方法で使えば問題になる可能性があるよね。(ウチの学校でも学生がフリーフォントの使用条件確認せずに使ったりして、そういう問題が起きることあるみたい…。)
ここで思うのは、勘違いしちゃう人は「フォントを買う」と思っちゃいけないんだ、と。
確かに所有権はあるけど、著作権まで自分に移るわけじゃない。
だから「フォントを買う」のではなく、「フォントの使用権を買う」というのがより正しい表現なのかな、と。
そしてフォントベンダーは、「フォントの使用権を売る」ために、(非常に極端な言い方たが)やむを得ずフォントファイルごと、ユーザーに売っているのではないか。
その考え方が的確かは別として、そう考えてもらうようにしないとみんな好き勝手にフォント使うと思うんだよ。
これはフリーフォントでも同じだよね。
“フリー”だからどうしようと勝手でしょ、と思う人も多いが、実際は作者の著作物(フォント)を厚意でタダで配布しているわけだ。
それも正確には「フォントを配布」でなく、作者が決めた範囲での「使用権を配布」ね。
僕が配布してるフォントも、各フォントごとに使用条件決めてるけど、過去に何度か勝手にサーバーにアップして使ってる人を発見して(許可していないフォントね)、消してくれと頼んだことが何度かあった(^_^;)
そう考えると、使用条件から逸脱した使い方をしたいとなれば、追加料金がかかるのは仕方ないんだろうなあと。
それはWebフォントであってもそうだし、よく安いパッケージフォントにある例なら、収録フォントを動画のテロップに使って不特定多数が見られる状態にしたり、収録フォントを使ってロゴを作り、なおかつそれを商標登録・意匠登録する時なども同様に追加料金や別途契約が必要になることがある。
何でも買いきったらやりたい放題じゃ、商売は成り立たないものね(´・ω・`)
売る人はペコペコ頭を下げ、買う人が神様のような立場……でなく、互いに納得できる利益が得られる商売が理想的なのかも。
ちなみに僕は、このデコもじで使えるフォントで一番の目当てだったタイプラボフォントは全て商品版を購入して持っている。
だけどもWebフォントで使うのにデコもじでお金(=追加料金)を払う気になったのは、そんなことをじっくり考えて納得したから…ね。
あ、ちなみにデコもじはTypeSquareと違うのは、スマホ版のサイトに対応していないこと。(これは完全無料で使える『もじでぱ』も同じ。)
本当に設定できないかと試してみたが、どうにもできなかったので、このブログもスマホ版ではTypeSquareを継続して使ってる。(僕が勝手に使わなくなっただけで、使用権はモリパスの契約が切れる2017年末まで続くからね。)
TypeSquareがスマホ版にまで対応してる点は、そこはさすが大手だなと思う。
というか、ガラケーサイトと違ってCSSが普通に使える(もちろんWebフォントも設定できる)スマホサイトでWebフォントがまだ使えないというのはちょっとイタイ気もするけどね…。
まあ安いWebフォントサービスだし、贅沢言えないかな。
以上、ィヨロシク!!
《追伸》
2015年7月14日より、デコもじがついにスマホにも対応した。
これでPC版・スマホ版でフォント揃えたい人も安心だね♪ようやくだ。
しかし、いまいちパッとしないフォントばかりだったし、飽きたので『デコもじ』に切り替えた。
モリパスと違い、こちらはWebフォントのみのサービスだが、月額300円(税別)でタイプラボフォントをはじめとする多くのラインナップから1つのサイト限定で3つまで選んで使うことができるのだ。(月額500円(税別)のプランだと、もっと良い条件で使えるらしいが、そこまでは必要なかったからね。)
僕は、前々からWebフォントには興味はあったものの、「なぜすでにフォント(TTFなりOTFなり)を買ってるのにWebフォントとして使うとなると別に料金がかかるのか」納得できず、モリパスで使えるものを使っていたのだ。
そこが正直なところ。
でもよくよく考えてておかしいとわかったんだよね。
フォント買ったんだから、Webでも何でも使えて当然だろ、という考えは。
そのことについてちょっと話したい。
フォントを買う、となると、ついついそれが自分の物になる、半永久的に使える、と思ってしまう。
でもフォント買ったら、使用条件の書かれた書類やReadMeファイルを読む必要がある。
読まなければ使ってはいけないし、もし読まずに著作権者が許可してない方法で使えば問題になる可能性があるよね。(ウチの学校でも学生がフリーフォントの使用条件確認せずに使ったりして、そういう問題が起きることあるみたい…。)
ここで思うのは、勘違いしちゃう人は「フォントを買う」と思っちゃいけないんだ、と。
確かに所有権はあるけど、著作権まで自分に移るわけじゃない。
だから「フォントを買う」のではなく、「フォントの使用権を買う」というのがより正しい表現なのかな、と。
そしてフォントベンダーは、「フォントの使用権を売る」ために、(非常に極端な言い方たが)やむを得ずフォントファイルごと、ユーザーに売っているのではないか。
その考え方が的確かは別として、そう考えてもらうようにしないとみんな好き勝手にフォント使うと思うんだよ。
これはフリーフォントでも同じだよね。
“フリー”だからどうしようと勝手でしょ、と思う人も多いが、実際は作者の著作物(フォント)を厚意でタダで配布しているわけだ。
それも正確には「フォントを配布」でなく、作者が決めた範囲での「使用権を配布」ね。
僕が配布してるフォントも、各フォントごとに使用条件決めてるけど、過去に何度か勝手にサーバーにアップして使ってる人を発見して(許可していないフォントね)、消してくれと頼んだことが何度かあった(^_^;)
そう考えると、使用条件から逸脱した使い方をしたいとなれば、追加料金がかかるのは仕方ないんだろうなあと。
それはWebフォントであってもそうだし、よく安いパッケージフォントにある例なら、収録フォントを動画のテロップに使って不特定多数が見られる状態にしたり、収録フォントを使ってロゴを作り、なおかつそれを商標登録・意匠登録する時なども同様に追加料金や別途契約が必要になることがある。
何でも買いきったらやりたい放題じゃ、商売は成り立たないものね(´・ω・`)
売る人はペコペコ頭を下げ、買う人が神様のような立場……でなく、互いに納得できる利益が得られる商売が理想的なのかも。
ちなみに僕は、このデコもじで使えるフォントで一番の目当てだったタイプラボフォントは全て商品版を購入して持っている。
だけどもWebフォントで使うのにデコもじでお金(=追加料金)を払う気になったのは、そんなことをじっくり考えて納得したから…ね。
あ、ちなみにデコもじはTypeSquareと違うのは、スマホ版のサイトに対応していないこと。(これは完全無料で使える『もじでぱ』も同じ。)
本当に設定できないかと試してみたが、どうにもできなかったので、このブログもスマホ版ではTypeSquareを継続して使ってる。(僕が勝手に使わなくなっただけで、使用権はモリパスの契約が切れる2017年末まで続くからね。)
TypeSquareがスマホ版にまで対応してる点は、そこはさすが大手だなと思う。
というか、ガラケーサイトと違ってCSSが普通に使える(もちろんWebフォントも設定できる)スマホサイトでWebフォントがまだ使えないというのはちょっとイタイ気もするけどね…。
まあ安いWebフォントサービスだし、贅沢言えないかな。
以上、ィヨロシク!!
《追伸》
2015年7月14日より、デコもじがついにスマホにも対応した。
これでPC版・スマホ版でフォント揃えたい人も安心だね♪ようやくだ。
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